【ニューヨーク12日共同】12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅反落し、前日比6・77ドル安の7932・76ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は11・21ポイント高の1541・71。
米経済の先行きに対する不安感が強まって一時は値下がり幅が245ドルに達した。7700ドルを割り込んで取引時間中として2008年11月以来の安値水準をつけた。
しかしオバマ大統領が住宅差し押さえの抑制策を新たに打ち出すとの一部報道を受けて幅広い銘柄が買い戻され、引けにかけて下落幅を圧縮した。