記事登録
2009年02月13日(金) 07時05分

NY原油続落、33ドル台 金は続伸東京新聞

 【ニューヨーク12日共同】12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は5営業日続落し、指標となる米国産標準油種(WTI)3月渡しは前日比1・96ドル安の1バレル=33・98ドルで取引を終えた。5日間の値下がり幅は7ドル超に達し、終値として2008年12月中旬以来の安値水準となった。

 米景気の先行きに対する不透明感が強く、需要が落ち込むとの見通しから売りが優勢となった。

 一方、ニューヨークの金先物相場は3日続伸し、取引の中心となる4月渡しは前日比4・70ドル高の1オンス=949・20ドルで取引を終えた。投資家の不安心理が強まったことから、安全資産の代表格である金が人気となっている。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021301000074.html