【ニューヨーク12日共同】米飲料大手コカ・コーラが12日発表した2008年10−12月期決算は、売上高が前年同期比3%減の71億2600万ドル、純利益は18%減の9億9500万ドル(約895億円)の減収減益だった。
出荷量は北米では3%減、日本は横ばいだったが、中国は29%増、インドも28%増と新興市場が好調で、世界全体では4%増加した。傘下の企業のリストラ関連費用や資産の評価損の計上が利益を圧迫した。
08年通年の売上高は前年比11%増の319億4400万ドル、純利益は3%減の58億700万ドルだった。