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2009年02月13日(金) 17時37分

地震後初の7号機起動を了承 柏崎刈羽原発、地元了解が焦点東京新聞

 経済産業省原子力安全・保安院は13日、2007年の新潟県中越沖地震後初となる東京電力柏崎刈羽原発7号機(改良型沸騰水型軽水炉、135万6000キロワット)の原子炉起動計画を「安全上問題はない」として了承した。

 ただ地元の新潟県や柏崎市などは、起動には地元了解が必要として協議を始めており、その行方が今後の焦点。起動、運転の時期は未定。

 保安院は同日開催した専門家による委員会に計画了承を提案、合意を得た。

 計画では起動後、出力を段階的に100%まで上げ、配管からの漏えいの有無や原子炉圧力、蒸気流量、タービン性能などを確認する。東電は、起動、運転は設備の機能確認などの試験としているが、順調ならそのまま通常の運転に入るとみられる。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021301000672.html