1月23日にH2Aロケットで打ち上げられた東大阪宇宙開発協同組合(大阪府東大阪市)の小型衛星「まいど1号」が、高度約660キロから地球の撮影に成功。12日、組合のホームページで公開された。
写真は今月2日、カメラの動作確認時に撮影した。日本列島の半分ほどが雲で覆われているが、中国、四国、九州地方をはっきりと確認できる。
同組合の今村博昭理事長は「最初からこんなにきれいな撮影ができるとは予想以上だ」と興奮気味に話した。 まいど1号は順調に運行しており、3月からは開発に協力した大阪府立大(堺市)の教授や学生がアマチュア無線の受信などを行う予定。