新潟県の泉田裕彦知事は12日の記者会見で、建設費の上昇などを理由に国から増額を求められていた北陸新幹線の建設負担金約220億円について「国から十分な説明がない。(新年度の)当初予算案に入らない可能性がある」と話し、現段階では支払いに応じられないとの見解を示した。
同日午後、担当者が国土交通省に対し、今後建設費が高騰する根拠を示し、増額分について県民の納得が得られるような説明をするよう要望する。
国交省は1月、整備新幹線で建設中の5区間のうち、建設資材の高騰などの理由で工事費が増加する4区間の沿線の10道県に、約1400億円の新たな負担を要請していた。
(2009年2月12日11時20分 スポーツ報知)
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