静岡県中部を走る大井川鉄道で11日夜、普段は日中だけ運行しているSLに乗り、撮影を楽しむイベントが行われた。
鉄道ファンの要望で始まり、今年は約60人が参加。千頭(せんず)駅では出発に先立ち、煙を吐くSLの撮影会が行われ、参加者たちは取り囲んでカメラに収めていた。
60年以上前に製造された車両を含む客車4両をつないで、午後7時半頃に出発。2両は車内の照明が昔ながらの白熱灯で、参加者たちはオレンジ色の暖かい光に包まれた車内で、約2時間の夜の旅を楽しんだ。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945707/news/20090212-OYT1T00725.htm