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2009年02月12日(木) 18時46分

黄砂でかすむ福岡の空読売新聞

黄砂でかすむ福岡市街。奥は再開発工事が進むJR博多駅のクレーン(12日午前11時22分、福岡市博多区で)=本間光太郎撮影
黄砂で黄色く染まった12日の夕日(佐賀県庁県民ホールから)=真子生次撮影

 九州北部、山口県地方は12日午前、移動性高気圧に覆われて各地で好天に恵まれ、3月中旬並みの暖かな日和となった。

 福岡管区気象台によると、最低気温は福岡市で平年より3・1度高い6・6度を観測したほか、下関市8・1度(平年4・1度)、大分市4・2度(同2・0度)と暖かい朝だった。

 福岡市ではこの日黄砂が初めて観測された。九州新幹線の全面開業に合わせて建設が進むJR博多駅の工事現場で稼働中の大型クレーンは、約2・5キロ北西の博多ポートタワーから見ると、ぼんやりとかすみがちだった。

 気象台によると好天は12日までで、同日夜からは低気圧の影響で徐々に風が強まり、春一番を観測する可能性が高まっている。13日は昼過ぎから各地で雨が降る見込み。

http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090212-OYT1T00581.htm