フィリピンのマニラ湾で10日、約200頭のイルカの群れが浅瀬に迷い込み、市民らが懸命の“救助”に当たった。
約20隻のボートで岸に向かうイルカの前進を阻み、一緒に泳いで沖側に押し戻す根気のいる作業となった。当局者によると、これだけ多くのイルカが同湾に迷い込むのは初めて。
原因は調査中だが、海底地震の衝撃で鼓膜を損傷したか、群れを導くリーダーが病気で方向感覚を失った可能性があるという。(マニラ支局)
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090212-OYT1T00104.htm