1月23日に打ち上げられた東大阪宇宙開発協同組合の雷観測衛星「まいど1号」が、高度666キロの日本上空からの撮影に成功した。
青い地球に関東以西の太平洋側と中国、四国、九州地方がはっきりと写っている。
まいど1号は、大きなトラブルもなく、機体の姿勢制御や太陽電池の発電量の監視など、3月に予定している雷観測実験に向けて準備を進めている。
画像は今月2日、宇宙航空研究開発機構と電子機器メーカー「シキノハイテック」(本社・富山県魚津市)が開発したカメラで撮影した。今後も月などの天体を写したり、別カメラで機体を撮影したりする予定だ。
同協同組合は「予想以上にきれいに撮影でき感激している。地元小学校に提供し、子どもたちに夢を与えたい」としている。
画像は、同協同組合のホームページ(http://www.sohla.com/)で公開した。