【シドニー=岡崎哲】180人以上の死者を出したオーストラリア南部ビクトリア州の山火事で、豪警察当局は12日、放火容疑で男2人の身柄を拘束したと発表した。
住民から、2人が「メルボルンの北方100キロのイエイとシーモアの間の山林で、不審な行動を取っていた」と通報があり、捜査を進めていた。当局では殺人罪の適用も念頭に置き、事情聴取を進めているという。
山火事はメルボルンの北方など州内の少なくとも20か所で、12日朝現在も延焼を続けており、鎮火の見通しは立っていない。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090212-OYT1T00598.htm