【ワシントン12日共同】米商務省が12日発表した1月の小売売上高(速報・季節調整済み)は、前月比1・0%増の3446億4900万ドルで、7カ月ぶりのプラスとなった。年明け以降の安売り商戦が消費を刺激したとみられる。
市場予想を大幅に上回り、2007年11月(1・2%増)以来の高い伸び。前年同月比では9・7%減少した。
月ごとの変動が大きい自動車・同部品を除いた売上高は0・9%増。
品目・業種別では、ガソリンスタンドが2・6%増、衣類が1・6%増、百貨店など総合小売業は1・1%増、飲食店は0・8%増と軒並みプラスになった。
昨年12月の小売売上高は2・7%減から3・0%減に下方修正された。