日本と中国が相手側の排他的経済水域(EEZ)での操業条件を決める日中漁業共同委員会が12日、東京で開かれ、2009年に操業できる漁船数を日中双方が前年比58隻ずつ削減し450隻とすることで両国が合意した。漁獲割当量は両国とも400トン減の1万1741トン。
境界線が画定していない暫定水域では、中国漁船の隻数を220隻削減し、1万8580隻以内とすることでも合意。日本側は前年と同じ800隻以内とした。
水産庁は「日本側が操業している漁船数は合意条件を下回っており、漁業者に影響は出ない」としている。