楽天は12日、東京都民銀行との提携解消などに伴い、2008年12月期の連結決算で約101億円の特別損失を計上すると発表した。既に公表した、保有するTBS株式の評価損などと合わせると最終的な特別損失は約809億円に膨らみ、純損益は4年ぶりに赤字に転落する可能性が高まった。
提携を解消した都民銀行のシステム事業を請け負っていた子会社の事業整理で減損損失が発生したことや、信販子会社の事業整理に伴う引当金を計上したため。08年12月期の連結決算の見通しは公表していない。
楽天は13日に08年12月期連結決算を発表する。