石油情報センターは12日、レギュラーガソリンの9日現在の全国平均小売価格が、前週と比べ60銭高の108円90銭になったと発表した。4週連続の値上がり。
原油価格が一時上昇したことを背景に、出光興産など石油元売り会社が卸価格を引き上げたため。ただ、昨年のような原油相場の乱高下は収まっており、過去4週は毎週1円未満の小幅な値上がりにとどまっている。
40都府県で平均価格が上昇。上げ幅が最も大きかったのは高知県の5円50銭で、福井県2円10銭、秋田県1円80銭と続いた。4道府県は下落し、3県は変わらなかった。
ハイオクは50銭高の119円70銭、軽油は30銭安の101円70銭。灯油は18リットル入りの店頭価格が2円高の1227円だった。