【ニューヨーク11日共同】11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の金先物相場は大幅続伸し、取引の中心となる4月渡しが前日比30・30ドル高の1オンス=944・50ドルで取引を終えた。終値としては昨年7月下旬以来約6カ月半ぶりの高値水準。
前日の米国株が米金融安定化策への失望感で大幅安となり、投資リスクを回避する動きから金相場に資金が流入。4月渡しは2日間で計50ドル以上急騰した。米商品トレーダーは「金融機関の不良資産処理への先行き懸念で、安全資産とされる金の人気が高まっている」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021201000044.html