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2009年02月12日(木) 21時36分

中国製強壮剤服用し意識障害 静岡の男性、7倍超の成分東京新聞

 静岡市は12日、市内の40代の男性が渡航先の中国で入手した、国内で承認されていない中国製強壮剤「性欲王」を帰国後に服用し、低血糖による意識障害を起こしたと発表した。男性は6日間入院し回復したという。

 市によると、男性から回収した1錠から、1日の最大使用量の7倍を超える医薬品成分「グリベンクラミド」などが検出された。人によっては重大な健康被害を起こす恐れがあるとしてホームページで注意喚起するとともに、各都道府県や厚生労働省に連絡した。

 グリベンクラミドは糖尿病治療薬として「オイグルコン錠」の名前で承認されているが、1日の最大使用量は10ミリグラム。男性は昨年8月に中国で同強壮剤を知人からもらったといい、今月1日夜に2錠を1度に服用した後、ふらつくなどの症状が出たという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021201000894.html