経済連携協定(EPA)に基づき、昨年8月に来日したインドネシア人看護師候補104人が12日、約半年間の日本語研修を修了した。13日から24都府県の47病院で、日本の看護師資格取得を目指して働き始める。
候補者はいずれもインドネシアの看護師資格を持つ。受け入れ病院では、看護助手などとして日本人職員と同水準の給与で働き、来日から3年以内に日本の国家試験に合格すれば定住も可能となる。不合格なら帰国という条件。
日本とインドネシアのEPAではこのほか、介護福祉士候補104人が特別養護老人ホームなどで、すでに就労を開始している。
4月下旬から5月上旬には、フィリピンとのEPAに基づき介護福祉士、看護師候補が最大で約450人来日する予定。