2009年02月11日(水) 23時05分
北朝鮮軍部で異例の人事、国防相と総参謀長が同時に交代(読売新聞)
【ソウル=浅野好春】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国防委員会と朝鮮労働党中央軍事委員会は11日、朝鮮人民軍の金永春(キムヨンチュン)国防委員会副委員長(次帥)(72)を人民武力相(国防相に相当)に、李英鎬(リヨンホ)平壌防御司令官(大将)を人民軍総参謀長にそれぞれ任命する決定を伝えた。
北朝鮮で人民武力相と軍総参謀長が同時に交代するのは異例。
金鎰(キムイル)チョル・前人民武力相や金格植(キムギョクシク)前総参謀長がどんなポストに異動したかは不明だ。さらに、この日の決定は金総書記の肩書を国防委員長とともに、党中央軍事委員長と初めて報じた。(チョルは吉を二つ並べる)
同委員長ポストはこれまで空席と考えられてきたが、こうした変化は北朝鮮軍部の権力構図に何らかの重要な変動があった可能性をうかがわせている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000056-yom-int