2009年02月11日(水) 21時56分
<民主党>携帯サイトで署名活動 オバマ大統領を参考(毎日新聞)
民主党は「定額給付金2兆円よりも雇用対策を」と政府に促すため、有権者対象の署名運動を携帯電話サイトで始めた。オバマ米大統領がインターネットを駆使した「草の根選挙」で支持を集めたことにヒントを得たもので、「オバマ直輸入」と銘打った試みだ。
同党は1月初旬から全国で、これまで通りの街頭などでの対面署名を始め、1月末までに約12万3000人分を集めた。今回新たに始めた「モバイル(携帯)署名」は対面署名と並行して実施し、党が配布するビラに記した「QRコード」を携帯電話で読み取らせて専用サイトにつなげる方式だ。
モバイル署名は対面署名と違い、国会への正式な請願には使えない。ただ、将来的にはモバイル署名を投じた有権者へのアンケートを実施する計画で、狙いはむしろ「オバマ大統領が成功させた有権者との双方向のやり取りの先駆け」(高山智司・国民運動委員長代理)とすることにあるようだ。【小山由宇】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000067-mai-pol