2009年02月11日(水) 21時27分
都道府県・政令市の51教委、教員採用の選考透明化へ(読売新聞)
大分県教育委員会の教員採用汚職事件を受け、都道府県と政令市の計64教委のうち51教委が、今年夏以降に行われる教員採用試験では、選考過程を透明化することを決めていることが11日、文部科学省の調査でわかった。
残る13教委も何らかの改善策を検討している。
51教委では、不正防止のため、採点者などに受験者の氏名がわからないようにしたり、受験者全員に成績を通知したりするなど何らかの改善措置を取る。一部の教委で非公表だった試験の解答と選考基準についても、全64教委で公表されることになった。
同省は事件発覚後、各教委に選考過程を透明化するよう通知。その直後に行われた昨夏の試験でも一定の改善があったが、試験を間近に控えた教委が十分な対応を取れなかった可能性もあるとして、次回に向け、1月30日現在の検討状況を調べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000048-yom-soci