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2009年02月11日(水) 21時23分

<サッカー>日本、主導権握り攻撃続行もドロー W杯予選 毎日新聞

 11日に横浜国際総合競技場で行われたサッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選A組、日本(FIFAランキング37位)−オーストラリア(同27位)戦は、日本が主導権を握って攻め続けたが、0−0の引き分けに終わった。オーストラリアは勝ち点10で首位を守り、2位の日本は勝ち点8。両チームの対戦成績は日本の5勝6分け6敗(PK戦勝ち1は引き分け扱い)となった。日本の次戦はホームのバーレーン戦で、3月28日に埼玉スタジアムで行われる。

 A組のもう1試合ではバーレーンがホームのウズベキスタンを1−0で降し、勝ち点4で3位に浮上。B組では韓国がアウェーでイランと対戦して1−1で引き分けて首位を守った。北朝鮮はホームでサウジアラビアを1−0で降し、2位に浮上した。

 △日本0−0オーストラリア△

 日本は前半、細かいパス回しで主導権を握った。前半5分、右サイドからの田中達のクロスに玉田が合わせたシュートはわずかに右に外れた。その後もサイドからの攻め上がりやFKなどでチャンスを作ったがオーストラリアの防御を崩しきれず無得点。

 オーストラリアはこぼれ球を拾って攻撃を仕掛け、前半終了間際にケーヒルがミドルシュートを放ったが、GK都築が正面でキャッチした。

 後半も日本は再三、ゴール前まで迫ったものの、引き気味で守るオーストラリアのディフェンスを崩しきることができなかった。オーストラリアもボール回しから崩しにかかり、40分過ぎには長身のケネディを投入するなどして局面打開を図ったが両チームとも無得点。ともに勝ち点1を加える引き分けに終わった。

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