2009年02月11日(水) 22時00分
外国軍増派「賛成」アフガン国民の18%だけ…英米TV調査(読売新聞)
【イスラマバード=酒井圭吾】アフガニスタン国民のうち、同国に駐留する外国軍の増派に「賛成」なのは18%しかいないことが、英BBC放送や米ABCテレビなどの共同世論調査で明らかになった。
米国への好感度も、2005年調査で83%が「好ましい」と答えていたのに、今回は47%に急落。同盟国とともにアフガン増派計画を進めるオバマ米政権にとっては、厳しい数字となった。
駐留外国軍の規模については、「減らすべきだ」が44%、「現状維持」が29%と、増派に反対する意見が多数を占めた。「(武装勢力による)外国軍への攻撃を容認する」も25%おり、誤爆による市民の犠牲が、外国軍への見方を厳しくしている実態が明らかになった。
調査は、昨年12月から今年1月にかけて、アフガン34州の1534人を対象に実施された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000050-yom-int