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2009年02月11日(水) 20時45分

<汚染米転売>三笠側から政治献金、萩原議員20万円毎日新聞

 自民党岡山県衆議院選挙区第2支部(当時)が05年8月、汚染米転売事件で社長の冬木三男容疑者が逮捕された「三笠フーズ」(大阪市北区)と関連会社「辰之巳」(東京都)から計20万円の政治献金を受けていたことが分かった。萩原誠司衆院議員(比例中国ブロック)が支部長で、萩原事務所は、08年の事件発覚後に献金を返還したとしている。

 萩原氏は旧通産省、岡山市長2期を経て同年9月の衆院選に岡山2区から出馬。比例復活で初当選した。事務所を通じ「市長時代に市内産米を買ってほしいと依頼した業者の一つだが、冬木氏との個人的な付き合いはない」と説明している。【石川勝義】

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