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2009年02月11日(水) 20時15分

技術よりも頭で負けた福原愛 卓球ジャパントップ12産経新聞

 「自分の卓球が全然できなかった」。4度目の決勝進出で、またもタイトルを逃した福原は、これまで以上に悔しそうな表情を浮かべた。

 北京五輪後は、頭を使った「戦術的頭脳プレー」の強化に取り組んでいる。その成果か、準決勝までの3試合は相手に一度も主導権を渡さず、いずれも25分以内でストレート勝ちした。

 ところが藤沼との決勝では、勝負どころでレシーブなどのミスを連発。第4ゲームには9連続失点するなどし、「相手に技術よりも頭で負けてしまった」という。

 国内で頂点に立てないが、世界ランキング21位は日本女子トップ。エースは約2カ月後の世界選手権に向けて、「自分のやるべきことをやって自己最高(ベスト8)を上回れるよう頑張りたい」と気持ちを切り替えた。(青山綾里)

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