2009年02月11日(水) 19時40分
オバマ政権、アフガン政策担当に元CIAライデル氏起用(読売新聞)
【ワシントン=黒瀬悦成】ギブス米大統領報道官は10日、オバマ政権がアフガニスタン政策の全面見直しに向け、中東・南アジア情勢に詳しいブルース・ライデル元国家安全保障会議(NSC)上級顧問をオバマ大統領直属の政策検討担当者に任命すると発表した。
ライデル氏は中央情報局(CIA)元職員で、現在は政策研究機関ブルッキングス研究所の上級研究員。ホルブルック特別代表(アフガニスタン・パキスタン担当)やミシェル・フロノイ国防次官とともに、軍事から外交、復興開発までアフガン政策を包括的に再検討する。
同氏らは検討結果を2か月以内にまとめ、オバマ大統領とジェームズ・ジョーンズ大統領補佐官(国家安全保障担当)に報告。政権は、アフガン新戦略を策定し、4月の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に提示するとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000040-yom-int