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2009年02月11日(水) 19時26分

ジンバブエ、野党議長が首相に就任産経新聞

 現地からの報道によると、与野党の対立が続いていたジンバブエで最大野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が11日、ムガベ大統領との統一政府樹立に応じ、首相に就任した。同国ではコレラの流行で死者は約3400人、失業率も94%に達しており、新首相への期待が高まっている。これで1980年の独立以来続いたムガベ独裁体制に区切りがついた格好だが、現地の英国大使館が「ムガベ氏が退陣しない限り、意味がない」と地元紙に広告を出すなど懐疑論も根強く残っている。(ロンドン 木村正人)

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