早川忠孝法務政務官(町村派、衆院当選2回、埼玉4区)は10日午後、法務省で記者会見し、2009年度予算関連法案の成立後に政務官を辞任するとした自身の発言について、「与えられた仕事が山積しており、任期いっぱい職責を果たす」と述べ、辞意を撤回した。
その上で、「内閣の一員として軽率だった」と謝罪した。
同日昼に森法相が早川氏を呼び、「(早川氏のような)法律の専門家の政治家が(私の)身近にいることが重要だ」と慰留したため、午前の発言を約4時間後に取り消すことになった。
早川氏は午後の記者会見で、「大臣に迷惑をかけるのは本意ではない。自分の仕事はまだ終わらない」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090210-OYT1T00611.htm