河村官房長官は10日午前の記者会見で、麻生首相が2008年の自民党総裁選で、「郵政民営化を担当した」と述べていたことを、「担当相と言い切っているとしたら、それは勘違いではないか」と述べた。
首相は5日の衆院予算委員会で、「郵政民営化の担当大臣ではなかった」と述べ、発言の矛盾が指摘されている。
河村長官は「改革をやり遂げる責任は総務相(だった麻生氏)が持っていた。ただ、(改革を)直接進めたのは竹中(郵政民営化相)さんだった」と語った。首相は昨年の総裁選公開討論会では、「間違ってもらっては困るのは、(自分は)郵政民営化を担当した大臣だ。忘れないでください」と語っていた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090210-OYT1T00542.htm