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2009年02月10日(火) 00時00分

都が多摩振興60事業 地域医療体制強化など発表読売新聞

 都は9日、多摩地区の振興策や重点事業をまとめた「多摩振興プロジェクト—多摩の総合的な振興策」を発表した。従来の多摩重点25事業に、都全体で展開する事業のうちの多摩振興に関係する事業を加え、計60事業を盛り込んだ。

 同プロジェクトは、2005年1月に策定した「多摩リーディングプロジェクト」について、事業の進み具合や新たな課題を検討、再編成したもの。新たに加わったのは、医師不足に対応する公立病院への医師派遣など地域医療体制の強化、16年の夏季五輪招致実現に向けた推進策、都内全体で進められている公立小中学校の校庭芝生化事業など。

 多摩地区の自治体にとって懸案となっている道路問題では、多摩南北道路や圏央道あきる野インターチェンジにつながる新滝山街道の整備など従来の施策に加え、多摩地区と区部を結ぶ東西道路の整備を新たに記した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20090210-OYT8T00049.htm