トヨタ自動車の新プロジェクトと新ファッションブランドの発表イベントが9日、都内で開かれ、ゲストとして登場した俳優の沢村一樹さんとタレントの梨花さんがクルマとファッション談義に花を咲かせた。
「クルマにも遊びゴコロ」をテーマに掲げ、“デコクレ”(ショーウィンドウデザイナーを意味するフランス語の略語)を新コンセプトとして発表したトヨタ自動車は、このコンセプトを実現する第1弾としてヴィッツの特別仕様車「F“Chambre a Paris collection(シャンブル ア パリ コレクション)」を披露した。この車は全国の女性モニター約1万人から意見を募り、女性の多くが好む世界(パリの小部屋—Chambre a Paris)を内外装のデザインに盛り込んだ仕様。
またイベントでは、ファッションブランド「31 Sons de mode」(トランテアン ソン ドゥ モード)のファッションショーも開かれ、華やかな衣装に身を包んだモデルが美を競った。
最後には梨花さんが登壇し、沢村さんらとトークを展開、梨花さんは発表された特別仕様車を背に「すごくかわいい」と印象を語れば、「2シーターのクルマがほしいが、かみさんがあやしむ」「意見を取り入れてくれるのなら、シートは倒れたほうがいい」とジョークを飛ばす沢村さんだったが、「特別仕様のヴィッツは春にぴったりのクルマ」と気配りのセールストークも忘れなかった。
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(ヨミウリ・オンライン)
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20090210ok03.htm