2009年02月10日(火) 12時03分
選挙:知事選 民主県連、吉田氏推薦を正式決定 政策協定を結ぶ /千葉(毎日新聞)
民主党県連は9日、次期知事選(3月12日告示、29日投票)で、いすみ鉄道元社長の吉田平氏(49)と政策協定を結び、総支部長会議で推薦を正式決定した。近く党本部にも推薦を申請する。
会議では、出馬会見が堂本暁子知事と同席で行われたことについて、「後継色が強すぎる」などの意見が出たが、最終的には全会一致で推薦が決まった。
吉田氏と長浜博行県連代表は会議後、そろって会見。長浜代表は推薦決定の理由として「経営者の感覚や政治に染まっていないこと、千葉の役に立ちたいという情熱」を挙げた。吉田氏は「自分の志をわかっていただき、最初に推薦してもらい本当にありがたい」と述べた。
政策協定は、県連が関西大教授の白石真澄氏(50)と結んだものと同じ内容。吉田氏は「内容については全く問題ない。マニフェストに反映させていきたい。一番の軸足は全県民に置くが、最初に推薦を出してくれた民主党の気持ちを大事にしたい」と語った。
長浜代表は、知事選を「衆院選の前哨戦という位置付け」とし、自民党の一部県議が吉田氏の支援に乗り出すことに対して懸念を示した。【斎藤有香】
2月10日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000077-mailo-l12