今週末はバレンタイン。今年は土曜日にあたっているので、チョコレートを期待している男性にとっては“痛い”曜日配置ではないでしょうか。
ここ数年、お中元・お歳暮感覚で「お世話になった」とお礼の気持ちで贈る女性の数が増えているので、当日ではない金曜日や月曜日にチョコレートをもらえた方は、本当に感謝されている“しるし”かもしれないですね?
直前傾向としては、カードやラッピングなどの売れ行きがよく、チョコレートにメッセージを添える人が多くなっています。(カード売上前年比160%)。カードのあて先は本命の彼へ向けて、という場合がほとんどのようですが、義理用に「お世話になっています」と添える方の数も増えつつあるようです。
簡単にメールができる今の時代だからこそ、あえて手書きのメッセージを選ぶのは好感度アップのチャンスかも。短い文章でもニュアンスが込もるので、気持ちを上手に伝える方法のひとつかもしれません。受け取る側の男性にも“手描きのひと手間”が喜んでもらえるような予感がします。
マロニエゲート8階の銀座ハンズでは、バレンタイン用カードを約60種類扱っています。売れ筋は、表側がピンクのフェイクファーとビーズであしらわれたハート型のカード。
開くと4つのハートが連なったチャーミングなデザインです。
その他、チョコレートをイメージしたタイプやベーシックな形状にハートやリボンなどがイラストされているカードもあります。
ラッピング関連は約300種類、シンプルなデザインにコサージュやビーズ、リボンなど華やかなアクセントがついているタイプが人気です。
そして主役のチョコレート。選ぶ側の女性は、事前の調査に余念がありません。本命チョコはもちろんのこと、義理チョコでも相手の趣味や嗜好を考えたり、ブランドや味にこだわってセレクトしている女性も数多くいらっしゃいます。
本命用に大人気なのが、10階デザートレストラン「ミラヴィル インパクト」の“ガトー ショコラ ロワイヤル”。1ツ星シェフ 都志見セイジ氏が丹精を込めて作った初のバレンタイン“チョコレート”です。
まず驚くのが、パッケージを開いた途端にただようカカオの香り。お口に入れた途端、ふわっと拡散していく高級なコク、とろけるような柔らかさ。これはヴァローナ社製チョコレート「カライブ」を100%使用し、たっぷりの生クリームと丹念に併せて仕上げたから実現できた口どけなのだそうです。パッケージも上品で高級感があり、ずっしりとした重みのある細長いブロック型のチョコレートはいっそうプレゼントの気分を盛り上げてくれることと思います。
今年は、ラッピングなどに工夫をこらし、オリジナリティ溢れるバレンタインを過ごしてみませんか?
★お問い合わせ先http://www.yomiuri.co.jp/komachi/life/antenna/20090209ok01.htm