札幌市円山動物園で昨年12月に出産したホッキョクグマ「ララ」が順調に子育てしている様子を撮影した映像を、同園がホームページ(HP)で公開している。子グマは2頭いることも分かり、3月下旬には一般公開する予定。
野生のホッキョクグマは雪に巣穴を掘って暗闇で出産するため、飼育下では育児放棄してしまうことも多い。同園はララを飼育する「世界の熊館」を一時閉鎖して野生に近い環境にし、子育てを最優先している。
HPで公開しているのは、体温を感知するサーモグラフィーカメラの映像。ララが体長約60センチの子グマに授乳している様子などが分かる。飼育員も産室に入れないため子グマの性別は不明だが、3月下旬以降にDNA鑑定をして調べる予定という。
(2009年2月9日12時12分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090209-OHT1T00192.htm