2009年02月09日(月) 17時01分
街角景気、10カ月ぶり改善=基調判断は「極めて厳しい」−内閣府(時事通信)
内閣府は9日、1月の景気ウオッチャー調査の結果を発表した。3カ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断DI(指数)は前月比1.2ポイント上昇し、17.1と10カ月ぶりに改善した。ただ、DIの水準は前月に次いで過去2番目の低さで、内閣府は基調判断を「景気の現状は極めて厳しい」と実質的に据え置いた。
現状DIは10月から12月まで3カ月連続で過去最低を更新していた。しかし、1月調査では「悪くなっている」と答えた人の割合が前月の55.4%から51.0%に減少、「変わらない」と答えた人の割合が11.1%から14.9%に増加した結果、DIが改善を示した。2−3カ月先を示す先行き判断DIも4.5ポイント上昇の22.1と4カ月ぶりに改善した。
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