記事登録
2009年02月09日(月) 13時43分

スーパー銭湯でスキミング容疑、中国人ら7人逮捕…被害1億超?読売新聞

 警視庁と千葉県警は9日、中国籍の無職、謝浩容疑者(44)(東京都中野区本町)ら7人を、不正カード電磁的記録供用、詐欺などの疑いで逮捕したと発表した。

 スーパー銭湯で客のクレジットカードのデータを読み取って偽造していたとみられ、同庁は謝容疑者の自宅から使用済みの偽造クレジットカード計467枚を押収した。被害総額は約1億4000万円に上るとみている。

 同庁などの調べによると、謝容疑者らは昨年12月5日、都内でタクシーに乗った際、偽造クレジットカードを使って運賃1430円を支払うなどした疑い。謝容疑者は容疑を認めているという。

 同庁幹部によると、偽造カードに書き込まれていたのは、東京、千葉、神奈川、埼玉、静岡各県のスーパー銭湯の利用者のクレジットカードのデータ。謝容疑者らは、スーパー銭湯のロッカールームなどで、客のクレジットカードのデータをスキミングと呼ばれる手口で読み取り、偽造カードを作成していたとみられる。

 同庁は、謝容疑者らがその偽造カードを使い、都内の量販店でパソコンやデジタルカメラなどを購入しては、買い取り店などに売りさばいていたとみている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090209-OYT1T00374.htm?from=navr