江田島市内の小中学校の統合について審議する市第2次学校統合検討委員会は、三高中(沖美)、高田小(能美)、柿浦小(大柿)、飛渡瀬(ひとのせ)小(同)の計4校を検討対象と決めた。
初会合は5日夜、市大柿分庁舎であり、田中達美市長が市、学校、保護者、自治会などの代表19人を委員に委嘱。元中学校長の黒小次男氏を委員長に選出した後、児童生徒数の将来推計や施設耐震化率などを踏まえて対象校を決めた。
委員会は4回程度開く予定で、統合先や統合年度などを2回目以降に審議。4月をめどに田中市長へ答申する。幼稚園のあり方についても審議を行う。
2005年の第1次委員会の答申は、10校の統合目標を示し、うち6校が本年度末までに統合を終える。今回の検討は実現していない4校を対象にした。