「できるだけ目立つ服装をする」「勝ったら雄たけびを上げる」など独特のルールで知られる「小出こいで国際雪合戦」が八日、新潟県魚沼市で行われ、約千人がさまざまな衣装に身を包み、熱戦を展開した。
魚沼市は、戦国時代に刀が折れた武士たちが最後に雪玉を投げ合ったとの言い伝えがある自称「雪合戦発祥の地」で、毎年大会が開かれている。試合は五人制。テニスコート大の「合戦場」で、オバマ米大統領や武士の衣装などユーモラスな姿で雪を投げ合う姿に、歓声や笑いが起こった。
サンタクロースの衣装で参加した神奈川県藤沢市の大学生金子明日香かねこ・あすかさん(22)は「まさに快感。雪玉を当てられても気にならないほど楽しい」と話していた。
【写真説明】「小出国際雪合戦」で雪玉を投げ合う参加者=8日午前、新潟県魚沼市
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902080174.html