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2009年02月08日(日) 12時08分

ソマリア海賊対策の調査団出発 活動拠点選定に情報収集中国新聞

 ソマリア沖海賊対策で護衛艦とP3C哨戒機の派遣に向け、現地の情報を収集する防衛省の調査チームが八日、成田空港を出発した。

 二十日までの日程で、海賊が活動するアデン湾周辺のジブチ、イエメン、オマーンのほか、米海軍第五艦隊司令部があるバーレーンを訪問。港湾、空港施設や食糧の確保先など、活動拠点を決める上で必要な情報を集め、海賊取り締まり状況の情報交換をする。

 調査チーム代表を務める防衛省統合幕僚監部の南孝宜みなみ・たかのぶ一等海佐は「日本の関係船舶を守るとしても各国との情報共有は必要で、その点もしっかり見てきたい」と話した。

 浜田靖一防衛相は一月二十八日、海自などに派遣準備を指示。現地調査や訓練など一カ月程度の準備をした上で、海上警備行動が発令されれば護衛艦二隻を派遣し、その後P3C三機前後も派遣する方針だ。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902080149.html