虐待を受けた子どものケアなどを考える講演会が7日、福山市霞町のまなびの館ローズコムであった。地域で活動するソーシャルワーカーらが主催し、医療関係者ら約80人が参加した。
山梨県立大の西沢哲教授(臨床心理学)が、1000人以上の虐待を受けた子どもと接した経験を基に講演。しつけと称した虐待が横行している現状を「力で泣きやませるのは虐待だ」と指摘した。
参加者からは、虐待が分かったときの対応などについての質問があり、西沢氏は「少しの異変でも通報を」と強調した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902080024.html