2009年02月08日(日) 02時18分
<紀勢自動車道>延伸し大宮大台〜大内山が開通 三重(毎日新聞)
7日、三重県南部を走る紀勢自動車道の紀勢大内山インターチェンジ(IC)=同県大紀町=がオープンし、同県大台町の大宮大台ICからの延伸部分約10.4キロが開通した。津市から同県尾鷲市までの所要時間は国道42号を使った場合と比べ10分短縮され、約1時間45分になった。
両IC間の延伸工事は93年に始まった。2車線の対面通行で、事業費は約400億円。13年までに同県紀北町の紀伊長島IC(仮称)まで約10.3キロをさらに延長する予定。
7日午前には関係者が出席して開通式が行われた。あいさつに立った野呂昭彦・三重県知事は「(紀勢道は)救急の搬送路となり、命の道と呼べる重要な道路になる」と開通の意義を強調し、観光振興への期待も語った。その後、テープカットや約50台の車による「通り初めパレード」が行われた。【岡大介】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090208-00000003-mai-soci