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2009年02月08日(日) 00時01分

相次ぎドタキャン 仏、チェコ国防相との会談中国新聞

 【ミュンヘン7日共同】浜田靖一防衛相は七日、訪問先のドイツ・ミュンヘンで、フランスのモラン、欧州連合(EU)議長国チェコのパルカノバー両国防相とそれぞれ会談する予定だったが、両国側から直前になってキャンセルの連絡が入り、会談は取りやめとなった。

 両国が「ドタキャン」したのは、当地で開催中の安全保障に関する国際会議を優先したため。防衛省幹部は「欧州各国にとっては重要な会議だが、日本の優先度が低いということか」と自嘲じちょう気味に語るが、見通しの甘さと調整不足に批判も出そうだ。

 フランスについては、モラン氏との会談を見込んでいた正午(日本時間午後八時)ごろまでサルコジ大統領の同会議での講演が続いたため、モラン氏は席を外せなかったという。

 パルカノバー氏との会談は午前十時(同午後六時)から予定していた。チェコ側からはキャンセルの理由について「国際会議の関係で都合が悪くなった」との説明があった。

 国際会議には、北大西洋条約機構(NATO)加盟国やロシア、東欧諸国などの閣僚らが出席し、毎年一回開催。浜田氏も同会議での講演のため、ミュンヘンを訪れた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902070304.html