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2009年02月08日(日) 12時25分

漁港に覚せい剤120キロ…室戸沖の不審船と関連かスポーツ報知

 高知県室戸市の椎名漁港で、覚せい剤約120キロの入ったバッグ4個が見つかったことが8日、分かった。7日には室戸岬の南約80キロの太平洋上で不審な船が見つかっており、県警と高知海上保安部が関連を調べている。

 県警などによると、7日午後4時ごろ、第十管区海上保安本部(鹿児島)の航空機が室戸岬沖で不審船を発見。連絡を受けた高知海上保安部は同9時半ごろ、県警に通報した。周辺を警戒していた室戸署員が約一時間後、堤防の上に4つのボストンバッグがあるのを見つけた。中にはそれぞれ黒い布で包まれた30キロ程度のものが入っており、覚せい剤と判明した。

 また同じころ、漁港から不審な男2人が車で立ち去ったとの情報があり、県警は捜査。徳島県内でこの2人とみられる中国籍の男を見つけ、事情を聴いている。

(2009年2月8日12時25分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090208-OHT1T00184.htm