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2009年02月08日(日) 20時24分

A・ロッドが薬物陽性反応 罰則なしの03年検査で中国新聞

 【ニューヨーク8日共同】米スポーツ専門誌スポーツイラストレーテッド(電子版)は7日、大リーグ、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が、レンジャーズ時代の2003年に実施されたドーピング検査で、筋肉増強効果のある2種類のアナボリックステロイドに陽性反応を示していたと報じた。

 03年は大リーグがドーピング検査を導入した年で、陽性反応者の比率を調べるために実施。選手会との合意に基づき、陽性反応者の名前は公表せず、罰則もなかった。

 陽性反応を示したのはテストステロンとプリモボラン。ロドリゲスは同誌の取材に対し「この件は大リーグ選手会と話すべきだ。わたしは何も話すことはない」と答えたという。

 33歳のロドリゲスは通算553本塁打を放ち、最優秀選手3度の大リーグを代表する強打者。07年オフに10年総額2億7500万ドル(約253億円)の契約をヤンキースと結び、大リーグ最高の年俸を得ている。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902080219.html