2009年02月08日(日) 18時05分
漁港にバッグ、覚せい剤30キロ=室戸沖で中国船追跡、6人逮捕−高知(時事通信)
高知県室戸市の椎名漁港堤防で7日夜、キャリーバッグ4個が見つかり、このうち1個に覚せい剤約30キロが入っていたことが8日、分かった。現場近くでは、車で立ち去る男らが目撃され、県警室戸署が覚せい剤密輸事件として捜査。同市内と徳島県側の県境付近で計3人の中国人を発見し、事情を聴いている。
また、高知、神戸両海上保安部が8日午前、室戸市沖で停船命令を無視して逃走したとして、漁業法違反(立ち入り検査忌避)の疑いで、中国船籍の漁船「珠香(ジュウシアン)2543」(193トン)の船長(47)ら中国人乗組員6人を逮捕。県警などは同船が密輸事件に関与した疑いもあるとみて調べる。
室戸署の調べによると、キャリーバッグはそれぞれ縦60センチ、横45センチ、厚さ30センチほどの大きさ。覚せい剤はポリ袋で何重にも包んで入れられていた。ほかの3個のバッグにも同様の袋が入っており、覚せい剤とみて鑑定を急いでいる。
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