島根県の「企業参加の森づくり制度」で、山陰酸素工業(米子市)は奥出雲町の森林1.23ヘクタールの保全活動をすることになり、5日、同町などと協定書を交わした。
対象は同町上阿井、たたら角炉(かくろ)伝承館の裏にある町所有の山。現在の竹林を伐採した後、同社員が参加してモミジ、サクラ、クリなどの広葉樹を植樹、定期的に下草刈りなどをする。専門的な管理は仁多郡森林組合に委託する。
県庁であった協定書の調印式には並河勉社長、岩田一郎町長、絲原徳康組合長たちが出席した。
【写真説明】協定書に調印する並河社長(左から2人目)たち