松江開府の祖、堀尾吉晴が松江城に入場する様子を再現した祭り「松江武者行列」の衣装製作会が7日、松江市内であった。全国各地で祭りの演出などを手掛けるプロの指導で、来月上旬までに武者や侍女の衣装計35着を完成させる。
市民参加の衣装製作は今回で2度目。235人分の時代衣装の大半は指導役の井筒企画(京都)が提供しているが、市民お手製の衣装は少しずつ増えている。参加した7人は金襴(きんらん)が織り込まれた色とりどりの豪華な布を手にひだの作り方などを熱心に質問していた。
松江城周辺を市民が練り歩く松江武者行列は4月4日に開かれる。
【写真説明】講師の落里美さん(左)の指導を受けながら装束の作り方を学ぶ参加者