2009年02月07日(土) 15時56分
東京五輪招致の国会決議足踏み、石原知事へ民主反発根強く(読売新聞)
2016年の夏季五輪招致を目指す東京都が、招致に賛同する国会決議の行方にやきもきしている。
国際オリンピック委員会(IOC)への立候補ファイルの提出期限を12日に控え、「国を挙げて取り組んでいる証しに」と決議の事実を盛り込もうと、石原慎太郎知事が先週から衆参両院の議長らを訪ねて協力を要請するなど、躍起になっている。
しかし、民主党の石原知事への反発は根強く、採択のメドは立っていない。
「国会は何を足踏みしてるのかね」。石原知事は6日の定例記者会見で、決議に動かない国会への不満をぶちまけた。
国会の招致決議は、立候補の要件ではないが、08年夏季大会を北京と争った大阪のケースでは、ファイル提出前に衆参両院で採択されている。昨年12月には、招致を目指す国会議員連盟が発足。自民、民主、公明各党などから約180人が参加したこともあり、都は早期採択を見込んでいた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090207-00000044-yom-pol