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2009年02月07日(土) 23時06分

多摩テック、9月末で閉鎖スポーツ報知

 ホンダ子会社でサーキットなどを運営する「モビリティランド」(三重県鈴鹿市)は7日、モータースポーツをテーマにした遊園地「多摩テック」(東京都日野市)を9月末で閉鎖すると発表した。入場者の減少が続き、約2年前から営業を続けるかどうか検討していた。

 世界的な景気後退で、ホンダの業績が悪化していることも閉鎖の一因とみられる。多摩テックの入場者はピークだった2002年度には100万人を超えていたが、07年度は62万人に落ち込んでいた。

 多摩テックは自動車やオートバイの普及や、操る楽しさを広めようと1961年に開業。ただ、こうした活動の主軸は同じモビリティランドが運営する「鈴鹿サーキット」(鈴鹿市)、「ツインリンクもてぎ」(栃木県茂木町)に移り、モビリティランドは「多摩テックは開業当初の目的を達成した」と説明している。

 正社員約50人は鈴鹿サーキットかツインリンクもてぎに配置転換。非正規従業員約100人のうち、1年以上働いている約80人は本人が希望すれば、鈴鹿か、もてぎで雇用する。

(2009年2月7日23時06分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090207-OHT1T00256.htm