記事登録
2009年02月07日(土) 23時43分

<OPEC>3月総会で追加減産検討へ 原油価格の急落で毎日新聞

 【ロンドン藤好陽太郎】石油輸出国機構(OPEC)は、来月15日にウィーンで開く総会で追加減産を決める検討に入った。金融危機と景気悪化による世界的な需要減退で原油価格が急落しているため。

 ロイター通信によると、イラクのシャハリスタニ石油相が7日、追加減産を決める可能性が高いとの見通しを明らかにした。石油相は原油価格は1バレル=70ドルが望ましいと指摘。同時に「09年は経済的に厳しい年になる。原油需要は低下するだろう」と述べ、価格下落に歯止めをかけるための減産が必要との認識を示した。

【関連ニュース】
OPEC:3月の総会で追加減産の見通し…イラク石油相
NY原油:一時48ドル台まで上昇後に下落
石油輸出国機構(OPEC)
国際石油開発帝石(1605)は72万円台へと急伸 OPEC加盟国による減産で需給改善期待が高まり、NY原油先物価格は小幅反発
石油資源開発(1662)がプラス圏でシッカリ OPEC加盟国による減産で需給改善期待が高まり、NY原油先物価格は小幅反発

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090207-00000118-mai-bus_all